KATO NEWS 新機種情報

㈱加藤製作所（取締役社長　加藤公康）では、油圧ショベルREGZAMの新シリーズとして、HD308US-7を令和元年８月より全国一斉に販売を開始いたしました。
HD308US-7は特定特殊自動車排出ガス２０１４年基準に適合した新エンジンを搭載。NETIS VE評価の燃費低減システムを採用し、低燃費で力強い作業性と抜群の操作性で作業効率の大幅アップを図っています。

目標販売台数は、年間300台です。

1.環境性と低燃費

• 国土交通省「燃費基準達成建設機械認定制度」における２０２０年燃費基準の１００％達成（☆☆☆）の認定を受けています。

• 国土交通省の公共工事などにおける新技術活用システム（ＮＥＴＩＳ）に登録されているＫＡＴＯ独自の「待機時燃費の低減システム」は実作業での活用評価済みの「ＶＥ評価」を得ており、作業時だけではなくアイドリング時の燃費も低減させる効果が確認されています。

• 標準仕様で国土交通省低騒音型建設機械指定制度における低騒音型の指定を受けています。

2.操作性

• 操作力を25％軽減。グリップ形状を見直し握りやすく、長時間の作業でも楽に操作が可能です。また、スイッチを従来の並列配置から前後配置に変更することで、自然なスイッチ操作が可能となりました。

• 新型コントロールバルブ、新型ポンプの採用により、操作フィーリングに磨きをかけ、サイクルタイムが１３％向上しました。（Pモード時HD308US-6Aとの90°旋回捨て堀り時での比較）
  また、新型ポンプは吐出量が増加したため、様々なアタッチメントに対応可能となりました。

• HD308USシリーズで初めての全馬力制御を採用し、エンジン低速回転域での負荷掛けによるエンジンストールを防止しました。

3.整備性

• 燃料メインフィルターはカートリッジ式を採用し、エンジンオイルフィルター、燃料フィルター、作動油パイロットフィルターを機体右後方にリモート配置することで、地上からエレメント交換を行なうことが可能です。

• アーム側面（1ヶ所）からのリモート給脂構造により、作業性が向上しました。

• バッテリー回路には、回路遮断用の鍵付きバッテリディスコネクトスイッチを標準装備し、電気系統の整備時には簡単に回路を遮断できるとともに安全性も向上しました。

4.安全性

• ROPS（横転時保護構造）キャブを搭載し、オペレーターを保護するとともに広い視界も確保しました。

• 輸送時の機体固定に対する安全性が向上しました。

• オプションのリヤビューカメラ・サイドビューカメラ、専用ワイド液晶モニタを装着することで、車両後退時や旋回時の安全性が向上しました。

5.居住性

• 天窓を開閉式にした事により、前上方の視界性を確保しました。日射を低減するブロンズ色と視界性重視のクリア(オプション)を設定。

• ドアを閉じたまま外部とのコミュニケーションが容易にできます。

6.システム

• CAN通信によりAPCと連携し、車両の位置情報はもちろん、APCのメンテナンス情報、エラー警告などをあらかじめ登録したパソコンやスマートフォンにメールで受取ることが可能です。全ての情報はKATOサービス員と共有され、迅速なサポートを受けることができます。

• ICタグ方式のエントリーシステムの採用によりエンジン始動キーとドアキーを統合しワンキー化を図り煩わしさを軽減しました。始動用ICタグは追加登録することで増やすことが可能です。また、一つのタグを複数の車両に登録することもでき、複数車両が稼動する現場での利便性も高めています。始動用ICタグの万一の紛失・盗難時などでも、お客様自身で登録の抹消、新規ICタグの再登録が可能で、高いセキュリティー性を有しています。

• 各種機能を搭載したAPCシステムを採用。表示情報量が拡充され、フィルター、オイルなどのメンテナンス時間の細やかな設定が可能です。バックアップ機能で、APCのトラブル時でも自動でバックアップ制御に移行出来ます。

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• 価格は発売開始時に設定したものです。最新の価格につきましては最寄りの弊社支店・営業所までお問い合わせ願います。
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